トレーナーコンテストを開催しました!

NEWS2024.12.27

■概要
レコードブックトレーナーコンテストは、「本格的な運動サービス」を「介護を感じさせない空間」で「ホスピタリティ」あふれるスタッフと共に過ごすというコンセプトを改めて確認する機会とするとともに、他店舗のトレーナーの運動を見ることで情報交換と自身のスキルアップを図ることを目的に全国の直営店、フランチャイズ店のトレーナーを対象として開催しております。
昨年に続き、第3回開催となる今回は、全国200店舗超のレコードブックから119名のトレーナーが予選会に参加しました。このたび、12月12日に開催した決勝戦では、予選会、準決勝を勝ち抜いた上位8名による実技が行われ、厳正な審査の結果、レコードブックの‟トレーナーNo.1“が決定しました。

■実施内容
レコードブックのサービスは「自立した生活」、「健康寿命の延伸」を目的に機能的動作を培う「ファンクショナルトレーニング」を基にした運動プログラムとなっており、マシンを使用せず、立位でのバランス保持や身体の可動性や連動性を高め、日常生活動作をスムーズにかつ安全に行うことができるような運動を提供しています。
予選会から決勝まですべての実技は、体を機能的に動かせるようにするため、ご利用者様自身がとれる正しい姿勢を意識して、全身を痛みなくできる範囲で最大限動かす集団運動プログラム「アクティブエクササイズ」のルールに則って、指定された運動テーマに沿った内容の運動をトレーナー自らが種目数と構成を考え、制限時間内に実施しました。

<運動テーマ>
予選会:外出を楽しむ
準決勝:大筋群
決勝戦:レコードブックのトレーナーとして高齢者に一番伝えたいこと

■審査について
審査は、レコードブック研修センター及びOJTを担当するスタッフ4名の基本審査員とともに、決勝戦では、レコードブックの運動プログラム考案をされた筑波大学名誉教授でスマートダイエット事業や介護予防事業を行う株式会社THF代表取締役の田中様、株式会社THF取締役の大月様、当社社長の別宮、株式会社レコードブック社長林、同社副社長赤池の5名が特別審査員として加わり、以下の5つの評価基準に沿って審査いたしました。

<評価基準>
・指定されたテーマに対する運動提供ができているのか
・トレーナーの演技力
・雰囲気
・各種目の見本動作の正確性
・口頭でのインストラクションがわかりやすいか
・利用者様とのコミュニケーションを適切にできているか

■結果
グランプリ受賞レコードブック札幌東白川雄太さん
新人賞(※)レコードブック京橋山口真紀さん
※新人賞は入社1年目のトレーナーの中から選定される賞です。
経験の浅いトレーナーも積極的にコンテストに挑戦できるよう、第2回大会より新設しました。

■コンテスト受賞者のコメント

<グランプリ受賞レコードブック札幌東白川雄太さん>
第3回トレーナーコンテストに参加でき、とても貴重な経験となりました。ご利用者様にはコンテスト挑戦へたくさんの応援の言葉や結果をともに喜んでいただき、人の温かさを感じました。
コンテストでは、普段通りの運動提供をいたしました。特に普段から意識しているのは、ご利用者様に寄り添う運動、ときには、苦手意識のあるご利用者様に不安なく運動できるよう心がけています。
また、自分の順番が来るまで他店舗のトレーナーの運動提供に参加し、自身で取り入れてみたい運動を発見することが出来ました。
来年も大会に参加できることを楽しみにしています!

<新人賞レコードブック京橋山口真紀さん>
トレーナーコンテストへの出場にあたり、店舗スタッフの皆様やご利用者様よりたくさんのサポートや応援をいただき、新人賞を受賞することができたこと大変嬉しく思います。
自身のプログラムを客観的に見ることで、強みや課題点を改めて知ることができ、また、全国のトレーナーの皆様の熱い想いに刺激を受け、今後に活かせる機会となりました。
日々の中で、「今日も楽しかった」「レコードブックに来て体の調子が良くなった」など、嬉しそうなご利用者様の笑顔が一番の励みとなっています。
運動の楽しさや大切さを伝えること、笑顔あふれる空間づくりを心掛けながら、今回の学びを活かし、今後も、皆様が健康でイキイキとした生活を送れるようサポートしていきたいと思います。

■特別審査員筑波大学名誉教授株式会社THF代表取締役田中喜代次様のコメント

<トレーナーコンテスト決勝戦の感想>
総じて、トレーナーの皆さまのレベルが上がっており、指導歴が短い中でのレベルの高さに驚かされました。
運動中に活動している筋肉や関節の名称をあげるなど、話上手でしたね。顔の表情も全員、良かったです。
その一方で、まだ伸びしろがあるとも感じたので、引き続き頑張ってください。

<レコードブックプログラム考案時に込めた思い>
男性は達老人生、女性は健幸華齢人生、服薬していてもそれなりに元気、従病(しょうびょう)の精神で老いを生き抜こうとの思いで、プログラムを考案しました。
その精神がしっかり生きていることを確認でき、超高齢社会のアンチエイジング実現に向けて一つの光が見えてきたと期待しています。

レコードブックトレーナーコンテストにつきましては、今後、さらに規模を拡大しての開催を予定しております。
トレーナーひとりひとりが楽しみながらスキルアップを図れる取り組みを行うことで、ご利用者様の満足度向上を目指し、明るくて楽しい、活気のある空間づくりに努めてまいります。